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お客さまのFacebookより

-三輪喜良さま-
小倉ゆい展に行ってきました。
とにかく細かく細かく毛を描く。
銀光沢のある画材の上に透明な油彩で描かれたキラッとした壁がバックにあり、
対照的にその上にテンペラで一本一本の毛を描いて、不安に悩める獣たちを立体的に描いている。
今回の個展のうち展示会のタイトルにもなっているものをはじめとした数点の作品は、
半分はグリズリー、もう半分は自分という、キャラクターを初めて立てて描いたものとのこと。
一本一本の毛を細かく描くのは、体勢的には辛いそうですが、
こうしたミクロな作業を集中して行うことが小倉さん自身には性に合っているらしく、
楽しく苦にならないとのことです。
近寄って見るとその細かさに圧倒されます…
今までのポートフォリオを拝見しても、ことごとく「毛」に覆われた動物たち。
これからもきっと。

小倉ゆい

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